先日、美容院に行って、ファッション雑誌を見ていた
もうかれこれ長い間、ファッション雑誌なんて買ってないから、美容院ではスマホを見ないでひたすらファッション雑誌を見ることにしている
夏のオンのファッション
滑らかな白い肌に、スッキリとまとめ髪、耳元にイヤーカフ、胸元にも控え目なゴールドのネックレス、袖をたくしあげたリネンのジャケットに白のコットンのノースリインナー、タイトスカートからのぞく素足にはサンダル、艶のあるペディキュア、肩には流行りの小さ目ショルダー
涼しげだ
雑誌なので美しく涼しげなのは当たり前なのだが、
一方、自分はというと、アイロン不用で速乾の七分袖のポリのブラウスに同じくポリのイージーパンツ、足元はもうヒールがキツいのでスニーカー、これだけでさえ更年期世代は暑いのに、ジャケットなんか着ようものなら滝汗で一日で汗臭くなる。頻繁にクリーニングに出すのも勿体ない
心配性ゆえ除菌シートやスケジュール帳、お財布はカード類でパンパン、お弁当お茶まで持参の大荷物、
髪の毛はお風呂にゆっくり入る時間が惜しいから、トリートメントがテキトーでパサついて膨張しているのを無理矢理スタイリング剤で抑え込み、手元はネイルを塗るよゆーナシ(どうせ家事で剥がれるし)、最近はハンドクリームさえつけずカサカサ
暑い夏に暑苦しさ倍増である
以前、着付けを習っていた。
夏こそ着物、なんて無理して着物でお出かけしたりしていた。蝉の声が響き渡る夏の日に、日傘をさして涼しげな絽の着物を纏って歩く、なんてのが憧れだったけど、もう真夏に帯を締めたら(浴衣さえ)、お腹がかぶれるのよ